カロラン作「クロフトン夫人 / ジェームズ・クロフトン」注釈、編曲:寺本圭佑、20弦ハープ用の編曲(Mrs Crofton.pdf)

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カロラン作、寺本圭佑編曲「クロフトン夫人 / ジェームズ・クロフトン Mrs Crofton, James Crofton」

18世紀アイルランドの盲目のハープ奏者カロラン Turlough O'Carolan (1670-1738) の華やかな作品。私が制作している20弦(G3-E6)の金属弦ハープのために編曲。
指番号とダンピング記号を指示した譜面と、何も書いていないシンプルな譜面の2種類。
楽曲解説付き。全12ページ。

解説から
「この曲は18世紀アイルランドの盲目のハープ奏者カロラン Turlough O’Carolan (1670-1738) が、クロフトン夫人とその夫ジェームズのために作曲しました。20世紀の音楽学者オサリヴァンによると、ジェームズはスライゴーの治安判事エドワード・クロフトンの三男でカトリックの家でした。クロフトン家はエリザベス1世の治世にイングランドからアイルランドに入植した、いわゆる「オールド・イングリッシュ」でした。一方夫人はキャプテン・エドワード・ロビンソンの娘でプロテスタントでした。激しい恋におちたジェームズは父を説得しようとしましたが、宗派の違いからこの結婚に大反対されていました。結局ジェームズは結婚のため1731年にカトリックからプロテスタントに改宗しました。カロランはこの二人のためにハープ音楽を献呈しました。
民俗音楽収集家バンティングによると、「クロフトン夫人」はカロランがイタリアのコレッリの様式を模倣して作曲したものと評しています。前半9小節目からの長い流れるようなパッセージ、高音と低音の対比を効果的に用いたひじょうに華やかな作風はカロランの最高傑作のひとつに数えられるでしょう」。